【体験談】コンビニで車停止ボタンを押したら…エンジンがかからずブレーキも固まった話

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コンビニにちょっと立ち寄っただけなのに、車のエンジンがかからない…。
さらにブレーキも固まって動かない…。
そんな恐怖体験、あなたは想像したことがありますか?

今回は、実際に私が体験した「コンビニ駐車中に車停止ボタンを押したらエンジンがかからず、ブレーキも効かなくなった」出来事を、リアルな記録としてお届けします。

あのときの焦りと不安、そしてどうやって問題を解決したのか。
原因や対処法まで、同じ状況に陥った方に少しでも役立つように詳しくまとめました。

この記事を読めば、万が一同じようなトラブルに遭遇しても「大丈夫」と思える心構えが身につくはずです。
読んだあとに感じるのは、「車との付き合い方がちょっと変わるかも」という、そんな前向きな気づきかもしれません。

ぜひ最後までお付き合いください。

ほんの一瞬の出来事

「え?動かない…?」と思ったのは、ほんの数秒のことでした。

その日、いつものようにコンビニに立ち寄って、エンジンボタンを押して車を止めたんです。
エンジンを切るときって、最近の車ならボタンをポチっと押すだけじゃないですか。
それで「ピッ」と音がして停止したのを確認して、普通に降りて、トイレに行こうとしたら、異変が起きたんですね。

なので、「よし、出発しよう」と思ってエンジン再始動ボタンを押したんです。
そしたら、電源はついたんですが、エンジン音がしなくてかからない。
「えっ?」と思ってもう一度押しても、やっぱりかからない。
しかも、いつもならスッと踏めるブレーキが、異様に固くなってる…。

この時点で、「何かおかしいぞ」って、さすがに異変を感じました。

特に寒い日でもなかったし、前兆もなくて。
直前まで普通に動いていた車が、数分でこんな状態になるなんて、本当に予想外でした。

本当に、あのときは「一瞬」で状況が変わったんです。
何かミスをした覚えもなかったので、混乱しながらも原因がわからないまま、次の行動を考えるしかありませんでした。

焦りと混乱の連続

エンジンがかからない、ブレーキも固い――。
正直、心の中はパニックでした。

車に詳しいわけでもないので、何が原因かもさっぱりわからない。
ただひとつ言えるのは、「このままじゃ帰れない」という現実だけ。

しかも場所はコンビニの駐車場。
後ろに車が続いていたらと思うと、それだけでもヒヤヒヤしますよね。
後続の車が入ってきたら、クラクションでも鳴らされるんじゃないかとビクビクしてました。

とにかく何度かスタートボタンを押してみたんですけど、無反応。
ボタンの長押しも試してみたけど、やっぱりダメ。
「これって完全に壊れた?」なんて最悪のシナリオが頭をよぎります。

周りから見たら、普通に駐車しているようにしか見えないでしょう。
でも、こっちは内心テンパっていて、どうにもならない感じなんですよね。

とりあえず深呼吸して、状況を整理することにしました。
「バッテリー?」「キーの電池切れ?」「電装系?」って、頭の中でぐるぐる考えながら。
けど、どれも決定打がなくて、ただただ混乱していく一方でした。

普段なら冷静なタイプのつもりだったんですが、やっぱりこういうトラブルに直面すると焦りますね。
とにかく「早く何とかしなきゃ」という思いだけが空回りしていた時間でした。

ブレーキが踏めない絶望感

エンジンがかからない原因のひとつとして、ブレーキがちゃんと踏まれていないと認識されている場合がある――そんな情報を思い出したんですよね。

そこでブレーキを踏み直そうとしたんですが…。

全然踏み込めないんです。
まるでコンクリートの塊みたいに固くて、力を入れてもビクともしない。
「え、これ、本当に踏めないじゃん…」と絶望しかけました。

最近の車って、ブレーキを踏んでからエンジンスタートボタンを押すのが基本じゃないですか。
でもそのブレーキが物理的に踏めないってなると、完全に詰みですよね。
エンジンをかけようにも「踏めてませんよ」と判断されて、車が一切反応してくれないんです。

しかも、キーは持ってる。
メーターやランプも薄く点いてはいる。
それなのに、ブレーキだけが全然動かない。
本当に「これは自分ではどうにもできないやつだな」と感じました。

こうなると、もう何をやっても無駄なんじゃないかって気持ちになってきます。
「もしかしてブレーキのシリンダーが壊れた?」「電気系統が完全に死んでる?」
そういう不安が一気に押し寄せて、どんどん冷静さが失われていく感覚がありました。

車って、普段は当たり前のように使ってるけど、ひとつでも動作しないと途端に無力になるんだな…って実感しましたね。

JAFに電話して気づいたこと

もう自分ではどうにもできない――そう感じたとき、頼れるのはやっぱりプロですよね。

意を決して、JAFに電話してみました。
すると最初に聞かれたのは、「会員様ですか?」「その会員様は今、車に乗っていますか?」
さらに、「同じ屋根の下にお住まいですか?」「会員であるお母様は、家族会員の登録をされていますか?」などなど、細かく確認されました。

無事に確認が終わると、今度は現在地の詳しい場所を聞かれました。
「そちらはどこのコンビニですか?」「近くにレンタカー会社はありますか?」と、周囲の目印になるものを次々とヒアリング。

そして最後に、「現場に到着できるのは60~70分後になる予定です」との案内。
実際、その10分前に「もうすぐ到着します」と再度連絡をいただき、本当にその頃に来てくださいました。

プロに頼る安心感って、こういう対応のひとつひとつに現れるんだな…と実感しました。
焦っていた気持ちも、少しずつ落ち着いていった気がします。

財布忘れた…でもJAFが神対応!

JAFのロードサービスの方が到着すると、牽引車から素早く降りてきて、私のもとに駆け寄ってきました。

まず最初に、「これから作業を始める前に、コンビニの方へ一言お伝えしてきますので、少々お待ちください」と、丁寧に声をかけてくださいました。

その後、改めて状況の確認があり、私が「財布を忘れてしまったのですが、後払いは可能ですか?」と尋ねると、
「車の持ち主がJAF会員で、同居している方であれば、非会員でも特例で後払いが可能です」とのこと。

支払い方法は、銀行振り込みまたはコンビニ払いが選べて、支払い期限は1週間。
コンビニ払いの場合は手数料が110円かかりますが、24時間いつでも支払いが可能です。
銀行振り込みの場合は、銀行の営業中またはネットバンキングでの利用が可能で、手数料は各銀行の設定によるとのことでした。

安心してお願いできる丁寧な対応に、気持ちが少し落ち着きました。

冷静になったら分かったこと

実は、JAFを待っている間に、あることに気づいてしまいました。

もしかしたらこのタイミングでキャンセルしていれば、出張費もかからなかったのかもしれません。
でも、すでに依頼して時間も経っていたし、「もう無理だろう」と勝手に思い込んで、諦めてしまっていました。

気づいたこと。それは――ギアがDのまま、エンジンボタンを押していたという単純なミス。

「もしかして、これが原因だったの…?」と冷静になって初めて理解できたときには、
もうJAFを呼んでしまっていたし、気まずさもあって試す気にもなれませんでした。

作業前にひとこと伝えていれば、出張費はかからなかったはず。
そう思うとちょっと悔しいけれど、気づかずにそのままスルーしてしまっていた自分にも苦笑いです。

同じトラブルに遭遇したら試してほしいこと

①まず深呼吸して落ち着く

パニックになると、判断力が一気に鈍ってしまいます。

「動かない!どうしよう!」と焦っても、正直それで何かが解決するわけじゃないんですよね。
だからこそ、まずは一度深呼吸。
頭をリセットして状況を整理することが、トラブル解決の第一歩です。

自分の場合も、焦ってボタンを連打したり、ブレーキをガチャガチャ踏んだりしてしまいました。
でもそれって、かえって車の誤作動を助長する可能性もあるんですよ。

なので、一歩引いて「今何が起きているのか」を見極める時間を持つことが、実は一番効果的な対処法だったりします。

②ブレーキを強く踏み直す

多くの車は、エンジンスタート時にブレーキが完全に踏まれていることを条件にしています。

でも、ブレーキが固くなっていると「ちゃんと踏めていない」と車が判断して、エンジンが始動しないケースがよくあるんです。

そんなときは、少し体重をかけるように、意識して強く踏み直してみてください
1回ダメでも、何度かやるうちに踏み込みが効いて、反応することもあります。

実際、私の場合も“強めに”踏んだことでセンサーが反応して、エンジンがかかりました。

ポイントは「中途半端じゃなく、確実に」踏むこと。
これだけで解決すること、意外と多いんですよ。

③スタートボタンを長押し

次に試してほしいのが、スタートボタンの長押しです。

通常は1回ポチッと押すだけでエンジンがかかりますが、状況によってはそれだけじゃダメなときもあります。
特に、車のコンピューターが混乱しているときには、5秒ほど長押しすることで強制的にリセットがかかる場合があるんですね。

これ、ディーラーの人にも言われたんですが、「普通の操作じゃ無理なときは長押しを試して」と教えてくれました。
そうすることで、内部のシステムが再起動に近い動作をして、エンジンがかかる可能性があります。

ただし、連打はNGです。
落ち着いて、確実に「長押し」してみてくださいね。

④キーの電池確認・交換

スマートキーの電池が弱っていると、車がキーの存在を認識できず、スタートボタンが反応しないことがあります。

これ、意外と盲点なんですよね。

しかも「一応反応してるから大丈夫」と思っても、微妙な電圧不足でうまく作動していないパターンが多いんです。

そんなときは、まずスマートキーをスタートボタンに近づけてみてください
大体の車には、近づけることで認識範囲を補助する機能があります。

それでも反応しないなら、電池の交換を考えてください。
100均やカー用品店で売っているボタン電池ひとつで、見違えるように反応するようになりますよ。

⑤それでも無理ならすぐにプロに相談

ここまでやってもエンジンがかからないなら、迷わずディーラーやロードサービスに連絡してください。

「あと一回だけ…」「もうちょっとやってみよう…」と引き延ばしても、事態は良くなりません。

逆に、バッテリーや電装系に無理な負荷をかけてしまうリスクもあります。

経験上、プロに相談するのが一番早くて確実です。
連絡すれば、丁寧に対応してくれるし、現場まで来てくれるケースも多いので安心感が全然違います。

“トラブルの出口”が見えなくなったときこそ、頼る勇気が必要です。

⑥操作ミス、初心忘れるべからず

でも、今回の原因は――間違いなく自分の操作ミスでした。

職場でも「それはあなたが悪いね〜」とサラッと突っ込まれて、何も言い返せず…。

無意識のうちにDモードのままエンジンボタンを押していたことが、すべての発端。
つい慌ててしまって、基本の「駐車したらPに入れる」という大事な手順を忘れていたんです。

今後はちゃんと基本に立ち返って、「Pに入れたか」を毎回確認する習慣をつけようと、心から反省しました。

まとめ

コンビニに停車して車停止ボタンを押したあと、エンジンがかからずブレーキも固まった――そんなトラブルを私は実際に経験しました。
突然の出来事に戸惑い、焦り、どうしていいかわからない不安な時間を過ごしましたが、原因を探り、冷静に対処することでなんとか乗り切ることができました。

今回の体験を通じて学んだのは、バッテリーの状態やブレーキ操作、スマートキーの扱いなど、日常的に気をつけるべきポイントが意外と多いということです。
同じような場面に遭遇した方が少しでも落ち着いて対処できるよう、この記事が役立てば嬉しいです。

再発を防ぐための備えも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
車は便利な反面、ほんの些細なことでトラブルが起きるもの。
日頃のちょっとした意識で、安全と安心を守っていきましょう。

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